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iTunes7と.itcファイル

iTunesが7にバージョンアップしました。これまでと仕様が変更されたり、新しい機能がついたりといろいろあるんですけど、目立つ新機能といったら、CoverFlowがついたことでしょうか。Macユーザーならば知っている人も多い、最近評判のフリーウェアでしたけど、どうやらAppleが権利を買収したようですね。

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アイコンの色が変わったので、最初、iTunes2かと思いました。でも、比べてみると結構違う。

それに伴い、自分でエンコードしたCDのアートワークをiTS(iTunes Store)からダウンロードできるようになったことも大きい変更点。

もっとも、iTSで扱ってない曲のアートワークは当然無い訳で……。日本のiTSは大手のレーベルが参入してないので、邦楽はあまり期待できなさそうです。

iTunesのライブラリ内、OS Xでのデフォルトだと~/Music/iTunes/内にAlbum Artworkというフォルダができていました。この中にはDownloadとLocalというフォルダがあり、Downloadは、iTSからダウンロードされたアートワーク用で、Localは、どうやら自分で貼付けた、またはiTSで購入して付いていたアートワークのCoverFlow用のキャッシュのようです。

これらのフォルダの階層をたどってゆくと、半角英数が羅列するファイル名の.itcという拡張子のファイルが見えます。

実は先日、TBBOYさんのウェブログTBBOY'S ROOMで、TBBOY'S ROOM: iTunesのアートワークを.jpgや.pngに変換という記事を読んでいて(iTunesで選択したファイルからアートワークを抜き出すAppleScriptが公開されてます。とても便利。)、その中に

肝の部分は、アートワークのデータを先頭から222バイト削っていること。これだけでJPEGやPNGになる模様。先頭の222バイトのデータがなんなのかは不明。

という箇所があって、今回、.itcファイルという形で保存されるファイルを見ていたらピンときて、適当に.itcファイルをバイナリエディタのHexEditで開いて、先頭から222バイト492バイト削除して別名で保存してみたら、やはり、JPEGやPNGの画像ファイルとして開けるようになりました。

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HeXEditで削除する222バイト492バイトを選択。

222バイト492バイトの判別は簡単で、先頭から最後に文字領域でdataと表示されるところ(64 61 74 61)までを選択して削除すればOK。削除したら、別名で保存を選択し、JPEGかPNGの拡張子を付けて保存。JPEGかPNGかは、文字列にJFIF(JPEG)かPNGf(PNG)と入っているのでそれで判別します。

060914_itunes03
これはJPEGファイル。

アートワークですが、すべてをチェックした訳ではないのですが、Localフォルダにあるものはサイズが最大で400*400ピクセル、Downloadのものは、私の環境だとダウンロードしたのが一つしかないのですが(笑)、それは320*320ピクセルでした。解像度は72dpi(なぜかLocal内のものは72.009dpi)。

購入した曲に付いてくるアートワークは600*600ピクセルなので、それよりは小さいけど、CoverFlow用としては、これで十分という判断なのでしょうねえ。

http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11779775

追記 2006/09/14:
先ほど試したら、ほかのいくつかの曲のアートワークが、やっとダウンロードできました。
それらを見てみるとDownloadフォルダ内の.itcファイルから抜き出したファイルも、曲のファイル内に埋め込まれたファイルも600*600ピクセルでした。たまたま、昨日ダウンロードできたものが320*320のサイズだったようです。

追記 2006/09/20:
コメント欄でenjoy.middleさんが指摘された通り、.itcファイルの場合、削除するのは、先頭から222バイトではなく、492バイトでした。お詫びして訂正します。

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「Mac」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。enjoy.middleといいます。

これって、先頭から492バイトを削除するのではないでしょうか。

ちなみにWindows版だと先頭から500バイトを削除すると同様にJPEGファイルなどになります。

投稿: enjoy.middle | 2006-09-20 09:54

enjoy.middleさん、こんばんは。
管理人のカフーです。

アドレスを十進表示で確認したところ、
た、たしかに.itcファイルでは、削除するのは492バイトでした。
文字領域しかよく見てなかったことがバレてしまいますね(笑)。
記事も注釈を入れて直しておきます。

>Windows版だと先頭から500バイトを削除すると同様にJPEGファイルなどになります。

これは知りませんでした。Mac版より多い8バイトは、windows+半角スペースとか?
違うか……(笑)。

コメントありがとうございました。

投稿: カフー | 2006-09-20 22:58

すげー!勉強になります。

投稿: 洋楽大好き | 2006-11-21 23:56

洋楽大好きさん、こんばんは。
管理人のカフーです。

たいした知識ではないのですが、お役に立てたなら光栄です。
iTunes7もリリースされてだいぶ経ち、itcファイルを簡単に画像に変換するツールなどもリリースされているようなので、ユーザーが直接必要な知識ではないのかもしれませんが……。

コメントありがとうございました。

投稿: カフー | 2006-11-23 23:54

ここの記載が結構詳しいみたいですよ。

http://www.falsecognate.org/2007/01/deciphering_the_itunes_itc_fil.php

投稿: ながやま | 2007-05-04 19:08

ながやまさん、こんばんは。
管理人のカフーです。
コメントがちょっと遅れて申し訳ありません。

リンク先のページにアクセスしましたが、.itcファイルの独自データをバイトごとに詳しく分析をされているようですね。私自身は.itcファイルから画像を抜き出すことにしか興味がなかったのですが、もっと詳しい情報が知りたい方にはヒントになるのかもしれません。

情報ありがとうございます。また何かありましたら、お気軽にコメント下さい。

投稿: カフー | 2007-05-06 22:15

この記事へのコメントは終了しました。

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