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Photoshop Elements 4.0 for Macintosh を使ってみての雑多な感想

もっと整理した上でメリットとデメリットを箇条書きにしようと考えていたのだけど、まとめられなかったので思いつくまま雑多に。これまで記したことと多少重なることもありますが、それはご勘弁を。

以前の記事
linkGARDEN Days: Photoshop Elements 4.0 for Macintosh のスゴい仕様
linkGARDEN Days: Photoshop Elements 4.0 for Macintosh のスクリーンショット

これを書いている私は、2.0から4.0へのアップグレードなので3.0を知りません。Macユーザーなので、Windows版のこともわかりません。

そうそう、前々回に述べたダウンロード版ですが、Adobe Storeでの販売が開始されたようです。ダウンロード版は容量が551.6MBだと記されています。うちのパッケージ版のディスクを確認したら530.6MBでした。この分ならばたぶんオマケも含まれていることでしょう。安いので買うならこっちをお勧めします。

では、ざっと感想を。

ユーザーガイド(製本されたもの)

2.0に比べて薄くなり、変な臭いもしなくなりました(残念?)。機能が増えているのに薄くなったのは、目次を見るとわかりますが、基本的なポイントのみが載っていて、詳しい解説はアプリケーションマニュアルを参照、となっているため。

マニュアルが薄くなったことは一概に悪いとは言えないのですが、以前はあった、ショートカットが一覧できるクイックリファレンスが付いていないのには納得がいかんです。手元においておくとかなり便利なのに。ショートカット表はユーザーガイドにもなく、アプリケーションマニュアルのみ。厚紙一枚ケチるな、今からでも郵送してこい、と言いたい。

オマケ

その他のフォルダに入っている素材などのファイル。2.0のときは著作権フリーの写真、Stock Artがカタログと一緒に100枚ほど付いてきました。

4.0ではアートというフォルダに、切り抜かれた画像素材とか、写真用のフレームだとか、背景だとか、印刷にも耐えられる解像度のいろんなものが120MBほど入ってます。素材集としてはStock Artよりも汎用性は高そう。

でも、それは必要なのかとか、有料であっても欲しいのか、などと問われたら、Stock Artもそうだったけど、微妙。使わないし(おい)。あくまでもオマケですからね。でも無いと悔しいんだよね(笑)。

私がパッケージ版を購入した理由の一つが、ダウンロード版にオマケが確実についているか不明だったからなのですが、先に記したように、容量からいってダウンロード版にも付いていると思われます。次は私もダウンロード版にしよう……。

よくなったなと思ったこと

開いている画像のプロファイルの変換ができる。以前だと開き直さないとできなかった。

フォントが簡易プレビューできる。

PDFを開いたときに中の画像だけを取り込む機能がついた。ちょう便利。

ノイズ削除フィルタが増えた。

復帰メニュー。セーブしたところまで一気に戻れる。

Bridgeが付いた。これまでのファイルブラウザに比べたらもう……。

裏技が使えるようになった(謎)。

ダメだと思ったこと

ツールバーが消せない。オプションバーと一体化。いらない。

Opera入れまくり(アプリケーションの一部として)。いらない。

「Web用に保存」でJPEG保存時に、保存オプションの設定が引き継がれない。

Windows版でも同じ現象が出ているようです。仕様と言う名のバグですね。Adobeのフォーラムの投稿を参考に、Commandキー(WinではAltキー)を押しながら設定を一時保存することでしのぎましょう。

参考リンク
linkAdobe Japan User to User forums - Web用保存オプションについて

ダサいアイコンとスプラッシュスクリーン

3.0以降ElementsはWindows版に注力しているので、そっちの方に合わせたんだと思いますが、ちょっとねえ……。

アプリケーションとドキュメントのアイコンリソースは、Photoshop Elements 4.0.app/Contents/Resources/内にあります。私はバックアップ取って2.0のと入れ替えちゃいました。過去のバージョンがない人はCS2の体験版から……(ゲフゲフ)。

スプラッシュスクリーンのリソースはPhotoshop Elements 4.0.app/Contents/Required/NewPNGResources/EL_SplashArt.pngのようです。「ぷろなみ」を消すだけでもかなりよくなると思います。

追記(2006/05/05):
このリソースを変更してもスプラッシュは変わらないとのコメントをいただきました。確かにご指摘通りで、スプラッシュを変更するには、Photoshop Elements 4.0.app/Contents/Resources/Photoshop Elements 4.0.rsrcをリソースエディタで変更しないとダメでした。確認せず記して申し訳ありません。リソースを書き換えることでスプラッシュを変更することに成功しましたが、ちょっと敷居が高いのでお勧めはしません。

なお、Photoshop Elements 4.0.app/Contents/Required/NewPNGResources/フォルダにある画像は、英語版から追加され、日本語版のみで使われた画像のリソースのようです。

もろもろ

パレットエリアは意外と使えそう。

レイヤーのリンクの仕方が変わって最初やり方がわからなかった。前はアクティブレイヤーに対してリンクしたいレイヤーのリンクの欄をポチッとするだけだったのだけど。Finderで複数のファイルを選択するのと同じように、Command、またはShiftキーを押しながらリンクするレイヤーを選択してリンクボタンをクリックするのだと判明。わかってしまえばなんのことはないのですが。

レイヤーの新規ボタン、削除ボタンなどが上に。
新規レイヤーを作成するには上でも違和感ないのだけど、いらないレイヤーをゴミ箱にドロップして削除するのには上だと違和感があります。慣れかなぁ。

直ったこと

エプソン製スキャナドライバとの相性。

これは正確にはElementsの問題ではなくて、Pantherでは問題なかったのでTigerとドライバの問題なのですが。少し前のエプソン製スキャナ+ドライバを使い、TWAIN経由で画像を取り込めなかった件が解決しました。特に最近出た最新ドライバを入れると、2.0ではクラッシュしてしまうので困ってました(スキャンそのものはイメージキャプチャでできましたが)。

直ってなかったこと

「Web用に保存」で書き出した画像のクリエータが8BIM

Mac版Photoshop Elementsでは、クリエータが、1では8BIM(Photoshopと同じ)で、2からElements特有の8ELEになったのですが、Web用に保存で書き出した画像はなぜか8BIMのまま。これ、関連付けで問題が出るのですよ。気にしているのは私だけかもしれないけど(笑)。しょうがないのでドロップレット作って書き出した画像のクリエータを書き換えてます。

まとめ

正直、大きな機能追加はないです。あえて挙げるとしたら、Rawファイル対応ですけど、これはもう3.0での目玉機能でしたしね。私はRawが使えるカメラも持ってないので。機能だけならば2.0と大きくは変わらないというのが実感です。

とはいえ、2.0から比べると各種ブラッシュアップされているので、アップグレードした価値はあったなと思います。3.0からの人はどうだろう。

あとIntelMacの人はネイティブじゃないので購入を躊躇するかもしれません。ElementsはPhotoshopをベースに作成されているので、本家が対応しない限り無理でしょうねえ。こればっかりはしようがない。

ただ、Macはフリー、シェア、市販を含めて、手頃な感じのペイントソフトがほとんどないのが現状です。デジカメ写真を取り込みたい、レタッチはそれほどしないと言うのならば、iPhoto(とフリーウェア)で十分事足りますが、それ以上の機能が欲しいとなると、どうしてもElementsが候補に挙がってきます。

前にも述べた通りアップグレード対象製品にはiPhotoも入っているので、新規にMacを買った方は全員アップグレード版の購入資格があることになります。ダウンロード版ならば比較的安いので、そこらへんを考慮した上で購入するかどうか判断することになるでしょう。

追記(2006/04/20):
誤字、誤表示を修正しました。
あと、追加として、インストールされる小塚明朝フォントの名前が2.0のと違うことに気づきました。素人目ではウェイトも含め変わってないように見えるんだけど、やはりなにか違うのかな。

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コメント

EL_SplashArt.pngを書き換えても変わりませんよ。
確認してから書きましょうね。

投稿: | 2006-05-05 14:51

こんばんは。
コメントありがとうございます。

確認したところ、ご指摘のようにPhotoshop Elements 4.0.app/Contents/Required/NewPNGResources/EL_SplashArt.pngは元の画像にすぎないようで、これを変更してもスプラッシュは変わりませんでした。申し訳ありませんでした。

スプラッシュを変更するには、Photoshop Elements 4.0.app/Contents/Resources/Photoshop Elements 4.0.rsrcのPNGfのResID8028のEL_SplashArt_J.pngをリソースエディタで書き換えないとダメなようです。これは実際にやってみて成功しました。OS X以前からのMacユーザーで、ResEditなどを利用してカスタマイズをしたことがある人にはおなじみの改造手段ですが、ちょっと手間ですね。

記事も修正しておきます。

ご指摘ありがとうございました。
ただ、できれば次回からは仮でも良いのでお名前の欄の記入もお願いします。

投稿: カフー | 2006-05-05 20:29

ResID8028と8027を入換えると英語版のまともなスプラッシュが見られますよ。
但しPhotoshop Elements 4.0.rsrcがデータフォークに変換されているのでResMergerなどでリソースフォークに変換してからで無いと編集できません。

投稿: 噂の○×マガジン | 2006-05-07 13:53

噂の○×マガジンさん、こんばんは。
管理人のカフーです。

>ResID8028と8027を入換えると英語版のまともなスプラッシュが見られますよ。

実は私もそのように書き換えました(笑)。リソースを確認できる人なら、リソース名一覧でEL_SplashArt.pngとEL_SplashArt_J.pngを見てチェックはするとは思います。日本語版のスプラッシュも「ぷろなみ」がなければ、あれはあれで悪くはないと思うんですけどね……。

>Photoshop Elements 4.0.rsrcがデータフォークに変換されているので

そういえばそうでしたね。私が使っているリソースエディタでは自動的に変換するので、忘れてました。ただ、挙動がちょっと不安定なので名前を挙げてお勧めしていいのかどうか悩むところなのですが……(もっとも、そんなに種類が無いので検索すればすぐ出てくるとは思いますが)。まぁ、画像を入れ替えるだけとはいえ、リソースをいじること自体、推奨できないのですけど(笑)。

リソースの書き換えは、わかる人はわかると思うので、詳しい解説は致しませんが、スプラッシュをなんとかしたい方は噂の○×マガジンさんのコメントをも参考に自己責任でということでお願いします。

コメントありがとうございました。

投稿: カフー | 2006-05-07 21:17

この記事へのコメントは終了しました。

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