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ウェブの片隅から届くデンパ

それは、アメリカ人からすればコミュニケーションの名にすら値しないようなものなのかもしれないのだけど、「それはどこか宇宙の果ての知らない星からの長距離電話」(谷山浩子「銀河通信」)であり、「誰でもない他者」からの「あなたがここにいること」への承認のメッセージなのだ。だからこそ、誰が読んでいるかはわからないけれど、「もしもし見知らぬ私の友達 私はちゃんと歩いています」(同上)と日記を書くのである。細い、細い糸で結ばれたような儚いコミュニケーション。そもそもウェブ日記にとってもっとも重要だったのは、そうしたコミュニケーションだったように思うのである。
link読冊日記 2003年 5月下旬

いきなり引用してしまいましたが、これは精神科医、風野春樹氏の日記の一部。サイコドクターぶらり旅の3月14日付けの記事に、過去の日記へのリンクが張られていて、その中にこんな文章があるのを、今更ですが見つけました。

私は以前から、自分の日常をちまちまと綴ってゆく日記サイトが好きで、昔は、現在はライブドアに買収されて閉鎖してしまった日記サービス、MEMORIZEをよく訪ねて、各日記をちょこちょこ覗いたり、今は今で、RSSリーダーで新着記事を受信して、そういうサイトを探してはちょこちょこ読んだりしています。RSSリーダーに登録してあるのは、ほとんどが個人の日記系サイト。

よく、普通の、知らない人の日記なんて読んだって面白くないじゃない、という方もおられますが、私にとってはニュースや評論や、有名人のサイトなどよりもずっと興味深かったりするんですよ。

また、私自身、ネットを始めて早い時期からウェブサイトを運営し、たいした主張や広めたい主義が有る訳でもないのに、駄文を連ねることを続けていたりします。

それは何故だろうと自分でも不思議で、もやもやとした気持ちがずっと胸の中に有ったのだけど、風野氏のこの文章を読んで、なんだか少しだけ謎が解けたような気がしました。そうか、私はかすかなデンパを感じ取り、また自分でも誰かに受信してもらうためにデンパを飛ばしたかったのか(違)。

ちょっと残念なのが、風野氏の日記の中で引用されている「銀河通信」の作者である、谷山浩子さんは「谷山浩子のインターネット・ラジオ」の第一回の中で「インターネットで個人の日記なんて読んでもたいして面白くないし……」といったようなこと述べていることでしょうか(笑)。

そんな訳で、暫くサボってましたが、久々にデンパを飛ばしました。ビビビ。

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