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イソップ物語

最近寝る前にイソップ物語をちょろちょろと読んでます。
また何でと言われそうですが
特別な意味はなくて、
本棚で積ん読になっていた本を適当に読んでいるというだけ。

私が持っているイソップ物語は
岩波文庫「イソップ寓話集」(山本光雄訳)と
岩波少年文庫「イソップのお話」(河野与一編訳)の二冊。

イソップ物語と言っても
校訂本によって微妙に収録されている話が違うらしくて
私が持っている岩波文庫のものは、シャンブリ版を訳したもので
同じ岩波文庫版でも、現在販売されているペリー版、
中務哲郎訳のものとはちょっと違うようです。
尚、岩波少年文庫のはハルム及びシャンブリの校訂本から
300話を選択したものだと解説に書かれてます。

学問的な話はさておいて、
イソップ物語ですが、今、大人が読んで面白いか?と問われたら
つまらない事は無いけれど、うーん、なかなか微妙ですね。

話自体はそれなりに興味深いんですが、
最後に付いている教訓が非常に蛇足っぽい。

例えば「北風と太陽」には最後には

この話は、言ってきかせる方が、無理強いするよりも、利き目の多いことがしばしばある、ということを明らかにしています。

なんて教訓が。

こんな形で多くの話の最後に教訓が付いてます。

教訓が付くのなら
わざわざ寓話を語る必要はないんじゃないかと思うんですが、
元々は紀元前に作られたといわれるものですから
現代人の感覚だけで解釈しては行けないのかもしれません。

そんなわけで教訓にいささかげんなりしながらも読み進めてます。

しかし、中にはこんな話も。

ディオゲネスと禿頭

キュニコス派の哲学者ディオゲネスが或る頭の禿げた男に悪口を言われた時に、こう言いました。「わしは悪口なんか言うものか、とんでもない! いや、わしは君の頭の毛を賞賛するよ、彼らは悪い頭のてっぺんにおさらばしたんだからな。」

さすがにこの話には教訓はついてませんでした(笑)。

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